GIMP2ー6種類のぼかし

画像編集ソフト GIMP2

今回はGIMP2の「ぼかし」について解説します。




ガウスぼかし

「ガウスぼかし」は
「フィルター」タブ→「ぼかし」→「ガウスぼかし」
で呼び出します。

上記のようにクリックしていくと、下のようなウィンドウが出ます。

ここでまず気になるのが「ぼかしの種類」。
IIRとRLEがあります。
この2つの効果にさほど差はありません。

区別するとしたら

IIR:写真などのパソコンで作成していない画像用。無限インパルス応答。
RLE:パソコンで作成した画像用。連長圧縮。

と考えればよいと思います。

続いて「ぼかし半径」です。
「水平」と「垂直」があります。
ここの値を大きくするとよりぼけるようになります。

デフォルトでは水平の値を変えると垂直の値も変わります。
水平と垂直の値をバラバラに設定するには
以下の画像の箇所をクリックします。

プレビューのボックスにチェックが入っていると、小さい窓ですが出来上がり具合を確認しながらぼかしの調整が出来ます。

 

 

タイル化可能ぼかし

「タイル化可能ぼかし」は
「フィルター」タブ→「ぼかし」→「タイル化可能ぼかし」
で呼び出せます。

ウィンドウはこんな感じです。

「ガウスぼかし」と効果はほぼ変わりません。
強いて言うならば、ぼかした複数の画像を並べる場合、境目がわかりづらくなる(らしい)ということです。

私は「ガウスぼかし」と効果は変わらないと思っています。



「ぼかし」

「フィルター」タブ→「ぼかし」→「ぼかし」
で呼び出すことが出来ます。

これはウィンドウは出ません。
直接適用されます。

ただぼかし具合が弱いですので、「ガウスぼかし」や「タイル化可能ぼかし」を使って、自分でぼかし具合を調整することをお勧めします。

モーションぼかし

「フィルター」タブ→「ぼかし」→「モーションぼかし」
で呼び出すことが出来ます。

ウィンドウはこんな感じです。

これは3種類のぼかし方法があります。
いわゆる「ぼかしの種類」です。

・線形:横にずれた様なぼかしになります
・回転:「ぼかしの中心」を指定し、そこを中心に丸く円を描いたようなぼかしが出来ます。
・拡大:「ぼかしの中心」を指定し、そこに注目が行くようなぼかしが出来ます。漫画の集中線を思い浮かべてください。

①線形

これは「ぼかしのパラメーター」のみで調整します。

「長さ」はぼかしの強さを調整します。
大きな値にすればするほどぼけ方が強くなります。

「角度」はぼかしの方向を調整します。
0に設定すると水平に、90に設定すると垂直にぼけます。

②回転

「ぼかしの中心」でぼかしの中心となる場所を設定し、「ぼかしのパラメーター」の「角度」でぼかしの強さを調節します。

「ぼかしの中心」はデフォルトだとピクセル(px)で指定することが出来ますが、プルダウンをクリックすることでX軸とY軸の単位を変更できます。

「角度」は0~360まで変更することが出来ます。
大きい値にすればするほどぼけ方が強くなります。

③拡大

「ぼかしの種類」を「拡大」に設定すると、以下のようなウィンドウに変わります。 


「拡大」には2種類の拡大のぼかし方があります。

中心に向かって注目を集めるようなぼかし方と、中心から拡散するようなぼかし方です。


それは「拡大側にぼかす」というチェックボックスで指定できます。

ぼかす強さにもよりますが、次の画像のような違いがあります。 

ぼかしの強さは、「ぼかしのパラメーター」の「長さ」で調節します。

 

モザイク処理

こちらは以前紹介しましたので、以下の記事を参考にしていただければと思います。

GIMP2ーモザイク処理の仕方

 

選択的ガウスぼかし

「フィルター」タブ→「ぼかし」→「選択的ガウスぼかし」
で呼び出すことが出来ます。

こちらが「選択的ガウスぼかし」のウィンドウです。

 
このぼかし方はこれまで紹介してきたぼかし方とは少し違います。

これまで画像全体にぼかしがかかりましたが、こちらのフィルターは画像内の色が似ているところだけをぼかします。

コントラストが強い部分(前景と考えてよいでしょう)はぼかさず、コントラストが弱い部分(背景)をぼかします。

つまり前景と背景に奥行きをつけたい時に使います。

今回はデザートの部分だけぼかさないで、周りをぼかしてみようとしたのですが、なかなかうまくいかず、デザート部分も少しぼけちゃいました。

「ぼかし半径」はぼかしの強さを表します。

「最大Δ」(さいだいでるた)は似ていると判断する色の範囲を、Δ値でもって指定するものです。

0~255の範囲で設定します。
大きいほど色が違う部分でも「同じ」と判断されます。

つまり大きければ大きいほど前景でも背景と認識されます。

プレビューや実際にぼかしをかけてちょうどいい「最大Δ」を見つけるしかありません。

なかなか見つからない場合は、画像全体でぼかしをかけるのではなく、選択ツールを使って部分的に使うとよいのではないでしょうか。



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