今回はAudacityという音声編集ソフトのインストール方法と、FFmpegのインストール方法を解説します。
FFmpegを入れているとAudacityにドラッグ&ドロップするだけで動画から音声だけを読み込めるようになったり、MA4(AAC)、AC3、AMR、Opus、WMAで書き出しができるようになります。
Audacity.2.3.3以降、MP3の読み込み・書き込みが初期状態でもできるようになりました。
LAMEAというプラグインがもともと入っているからです。
「編集」→「環境設定」→「ライブラリ」から確認できます。
Audacityのインストール方法
まずはAudacityの公式ページにアクセスします。
https://www.audacityteam.org/
矢印の「DOWNLOAD AUDACITY」をクリックすると、ダウンロードが開始します。
ダウンロードし終わると、「audacity-win-3.0.2.exe」というファイル(著者のPCはWindowsなのでこのファイルです)があるので、それを起動します。
起動すると「このアプリがデバイスに変更を加えることを許可しますか?」というメッセージが表示されることがありますが、その場合は「はい」を選択してください。
すると次のウィンドウが出てくるので指示に従ってインストールします。
以下のウィンドウが出てきたらインストール完了です。
FFmpegのインストール
FFmpegの導入はAudacityが推奨している環境です。
FFmpegを導入すると、Audacityに動画をドラッグ&ドロップするだけで音声を編集できるようになったり、書き出せるフォーマット(AAC、AC3、AMRなど)が増えます。
FFmpegのダウンロードは以下のページでできます。
https://lame.buanzo.org/#lamewindl
赤丸の箇所をクリックするとダウンロードが始まります。
ダウンロードしたら、「ffmpeg-win-2.2.2.zip」というファイルができるので、
右クリック→「解凍」
とクリックしていき、任意の場所に解凍します。
すると「ffmpeg-win-2.2.2」というフォルダができます。
その中に「avfomat-55.dll」というファイルがあります。
このファイルがAudacityにFFmpegを導入する際に必要になるので、場所を覚えておきましょう。
AudacityにFFmpegの場所を指定する
Audacityを開いて、
「編集」→「環境設定」→「ライブラリ」
とクリックしていきます。
そして「FFmpegライブラリ」の「場所を指定」をクリックします。
すると以下のウィンドウが出てきます。
「参照」をクリックして、先ほど覚えた「avformat-55.dll」があるところまで行きます。
その際に「ファイルの種類」を「avformat-55.dllのみ」に設定しておくと見つけやすくなります。
「avformat-55.dll」を指定したら
「開く」→「OK」
とクリックしていきます。
これでAudacityにFFmpegの導入が完了しました。
お疲れ様です。
導入できたかの確認は、動画をAudacityにドラッグ&ドロップすればわかります。
音声のみを抽出できていれば導入が正確にできています。
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